教育方針・特色

宝島幼稚園は、”遊び”を中心としたオリジナルのカリキュラムで、一人ひとりの個性を生かし、その資質が十分に伸ばされることを目指した幼稚園です。

どこにもない「夢と冒険の国」

ファンタジーは心の糧です。子供たちの「こころの中のファンタジー」の世界を大切にしたいという願いが「宝島」という名前と、個性的な園舎に込められています。円形の園舎、放射状に並んで繋がる教室、高く明るい吹き抜けホール、二重螺旋のスロープ、秘密の通路、屋根裏部屋、見張り小屋、木造の巨大遊具…その名の示すとおり、園舎と園庭全体がひとつの“夢と冒険”の世界となって、子供たちをファンタジーの世界に誘います。誰もが憧れる“どこにもない”国・ネバーランドがここにあります。

異年齢クラス

かつて子供たちは学年や年齢にに関係なく、近所の空き地や公園で一緒に遊んでいました。大きい子が小さい子を見守り、遊びを教え、小さい子は大きい子を見て、真似し、学習しました。こうした異年齢を交えた遊びの集団の中で、一人一人が自己を形成し、関係性を学び、基本的社会性を身に付けていきます。 子供たちにとっては異年齢集団によるコミュニケーションこそが自然な状態です。宝島幼稚園では毎週三回の異年齢クラスを基本として、異なる学年の子供たちが同じカリキュラムで一緒に学びます。

園外保育

人間は自然から離れて生きることはできません。自然は子供たちのこころを豊かに育て、知性や感性を健やかに育みます。宝島幼稚園では子供たちに「自然と共に生きる」という共生感覚を身につけ、感性の豊かな子供たちに育つことを願い、年間に8回、園外での野外活動を行っています。近隣の海での遊泳や砂浜での遊び、山登り遠足による花や虫、鳥との触れ合い、15kmの長距離を自分の足で歩く野外徒歩体験、動物園や水族館での野生動物の見学を通して、子供たちと自然との濃密な関わりを心がけています。

フリーデイ & クリーンデイ

毎週金曜日に教職員がフリー・カリキュラムコーナーを用意し、子供たちは自分の好きなコーナーを選ぶことができる“フリーデイ”を設けています。園児自らがコーナーを発表し、参加を募ることもあります。園児たちが楽しみにしている週に一度の特別な1日です。この日の午後には園の一週間の締めくくりとして、全員で園の片付けと掃除を行う“クリーンデイ”が行われます。子供たちは整理整頓や掃除の仕方を学びながら、身の回りを清潔にする気持ち良さを体験し、公共心や規範意識を身につけていきます。

ユニークな独自のカリキュラム

宝島幼稚園では通常の幼稚園では体験できない特別でユニークなカリキュラムを多数行っています。子供たちの自由な創造力を伸ばす“造形クラス”、音楽とリズムに合わせて身体を動かし、精神と肉体を調和させ、集中力や創造力を育てる“リトミッククラス”をはじめ、国際感覚を養うために、年三回、横浜インターナショナル・スクールの子どもたちとの交流保育、保護者と一緒になって課題を制作したり、身体を動かして遊ぶ“あそぼうデイ”など、園児の自主性を尊重し、自由な発想で取り組めるプログラムが目白押しです。